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月にかかる虹がみたい

詩と写真と洋と裕二とhydeと

一昨年の恋

父の担当医の先生に恋焦がれて

会いたくて

せめて声だけでも聞きたくて

父の通院日でもないのに病院の待合室にいた

 

腕が良くて、優しくて、メガネ男子の先生と病気の話ではあるけれど話す機会が結構あって変な話だけど楽しかった

 

どさくさに紛れて

先生に憧れてますなどと言っちゃって

でも、先生は優しいから、ニッコリ笑って

はい  と一言返してくれた

嬉しかった

 

父の退院の日取りの事で相談をした時

夏の夕暮れ

カンファレンス室

なんとなく言った言葉

このままになるのも嫌だからメアドとか教えてもらえませんか?

すると案外簡単に

メールはあまりしないし、見ないからSNSでお友達になりましょう

天にも昇る気持ちでした

 

あれから3年目

今でもSNSでは繋がりがあるけど

あの時の恋心は落ち着いたよ

 

まるで中学時代の放課後のようだった

大好きな先輩の姿を探していた時代

好きだということは言えないまま過ぎていく時間

 

キュンキュンの毎日

眠れなくて涙する毎日

ああ、まだこんな恋ができるんだと不思議に爽やかな夏の終わり